2017年1月8日日曜日

関東地区本部、新年会実施する

新しい年が明けました。昨年師走の年納の時期に少林寺流空手道錬心舘、総本山二代目保巌宗家が他界された。まだまだ山積みの果たさなければ成らない事があった。病魔と闘い、断念ながら道なかばで人生の終焉を迎えてしまった。昨年関東東北空手道選手権大会『平成28年10月30日』の三日前、宗家から電話があった。それは絞り出す様な低い声が最後の会話だった、飛んで行きたい気持ちがあれど、自身が家内の予断許せない大変な時でもあった。『三代君、奥さんが大変な時、関東大会ご苦労様、実は私も三月肺癌の宣告があり末期、東京から名医を招き手術しましたが結果良くなく心臓の方まで具合悪く、その後代替え治療をやって体が動かなくなってまして、寝たきりなってる、関東東北大会は伺う事が出来ないので宜しく頼みます』との知らせでした。私は突然の事で、強い口調で言葉を伝えました『私に何かしてあげられる事はありますか、こちらにこられる体力ありますか』と最後に宗家はこう申されました。『私は命は覚悟出来てるが癌には負けたくない』最後の会話だった、臥薪嘗胆、突然の発病、末期、不運、運命、生命、人生、錬心舘、家族、組織、回りに知らせず、独り命と闘ってた。孤独の中で歩んだ道を思いだし、断念しなければならない、家族やこの先の道のりを思い、辛い闘病の時間だった。全日本少林寺流空手道連盟の組織として今年度から新たなる体制下動き出す、今自らの身が叶わない状況の中、沈着冷静に判断して今後に望む、錬心舘を守る事は勿論、真摯に対応して行きたい。関東地区本部初の合同新年会を師範達が計画している。関東地区本部創立今年49年、横浜駅に降りたのが2月17日歳月の流れは矢の如く、私の生徒にもいろんな生徒がいた、良いこと悪いこと、裏切りだけは取り返しがつかない、その時その時で空気を上手く使うもの、駄目ですよ、お見通し、ひたすら歩いた時間の流れは未来造り、老兵鞭を打って次世代に少しでも役に立ちたい

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